2度目の手術

緊張の朝

朝いつものように起こされ、
『今日は手術ですね』の看護師さんの言葉に、はっとしました。

そうだった…


2時間。2時間、麻酔で眠っていれば終わる。
1度目の運び込まれた時の手術の時は意識がなかったので、私にとってはこれが初めてのようなもの。
血圧を測ると、結構な高さでした。

いざ手術室へ

手術室にはいると、音楽が流れていました。

へえーこんな感じなのか (*’▽’)

私は手術台に移され、
先生や看護師さん達の雑談を聞いていました。

麻酔は手術が終わるとすぐに意識が戻るとの説明を受け 、電話で、お腹と頭の手術を同時進行したいので手伝ってもらえますか…との先生の声をききながら意識が遠のいていきました。
えーーー先生。それ今あ‼‼ 
今お願いしてるの??

手術後のはなし

目覚めたときは、もう病室でした。

『藤井さん、手術終わりましたよ。今4時半です』と看護師さん。

『えっ?もう4時半?』と私。
『まこ、手術が長引いてもう4時半やで』と、夫。

12時には終わってるはずが、4時半・・・
計算ができない(笑)
何時間かかったんだろうと考えていました。

すると
心配そうに覗きこむ母の姿が目に入りました。
『痛かったやろ?』と、母。

母の顔を見ると、涙が出てきました。
『お母ちゃん、来てくれてたん? 麻酔で痛くなかったよ』と。
酸素マスクが邪魔で上手く言葉になってたかどうかはわかりませんが。

『お母ちゃんに、何時になるかわからんからいいっていったのに、11時ごろ来てびっくりしたわ』と夫。

80過ぎの母が、慣れないバスと電車を乗り継いできたのかと思うと…
そして、手術がのびて心配しただろうなあと思うと…
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

看護師さんに、『寒くないですか?』と聞かれ、寒いのに気付きました。
電気毛布をしてもらい少し温まってきたら、痛みを感じてきました。

『どこが痛いですか?』
『頭と…お腹と…ん?足?』 
いちど痛みを感じると、どんどん痛くなってきました。 

『まこ、お母ちゃんもう帰るわな』と、母。
『うん…ありがとう…』と言いながら、心細くなってきました
母は『また来るわな』と、私の涙を拭いてくれました。

私は母が心配で、夫に母を送って行ってくれるように頼みました。
母は、夫にそばにいてやってと言っていましたが、私は無理やり送ってもらいました。

痛みがひどくなってくるのを感じたからです。
これ以上、母にも夫にも心配させられない…

激痛の夜

手術後
少し眠って目が覚めました。
もう暗くなっていました。
次の瞬間、激痛が私を襲いました。
痛い。頭が痛い。
痛い痛い痛い痛い!!!!!!
この世の痛さとは思えない痛さです。

看護師さんに痛み止めをもらいましたが、全く効きません。
頭だけでなく、お腹も足も。
もうどこがどんなふうに痛いのかさえ分かりません。

痛さに耐えられず、この時は何度もナースコールを鳴らしてしまいました。
どうしようもできないこともわかっていましたが…
助けを求めずにはいられなかったのです。

最初の手術をした時も痛かったのですが…
あの時はしばらく意識が戻らなかったので、幾分マシだったのかもしれません。

痛さのあまり…
ベッドの柵に頭をぶつけて死んじゃおうか…
私はベッドの柵を握りしめていました。

声をあげて泣いていました。
泣くと余計に頭が痛くなりました。
私は、枕に頭をたたきつけていました…

本当に、死にたくなるような痛さでした。

生きる辛さを感じた夜でした。

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